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フチグロトゲエダシャク

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あれ以来採集にも行ってないし、新たな場所の狙いも定めてないが、嬉しかったのでもう一回書いてみる。

今までは、「ヤツ」とか「アレ」とかいう曖昧な表現でこのブログに登場させていた。
やっとこさタイトルに名前を書くことができる。

詳細はミクシィで語ったのだが(不適切な表現があると思って削除したが・・)。
現地に着いたのは12時30分。その河川敷を去ったのは13時。
30分しか滞在できなかった。

この30分という極めて短い時間に、写真撮影、環境写真、三角紙包み、興奮のメール送信、をすべて行ったのだ。

「セセリ並に速い」、「全力で走らないと採れない」、「振り逃がしたら上空へ逃げる」、「人の気配を感じ取って進路を変える」、「マッハ2で飛ぶ」、「乱舞する」
など俺の中で勝手にこいつに対するイメージが膨らんでいた。
一番のネックだったのはその速さ。

ネット上や図鑑でもその速さについて語られていた。
しかし、そんなに速くはなかった。ちょうどギンイチモンジセセリみたい。色的にも。

「全力で走らないと採れない」は、ちょっと当たっているかもしれない。
翌日筋肉痛。

「マッハ2で飛ぶ」
ありえない。
それはもう、ありとあらゆるものを破壊しながら飛ぶ飛行物体。
空想科学どくほんで検証されていたけど、ウルトラマンの敵でマッハ2で走る人型の怪人がいるそうな。
あの検証がいちばんおもろかった。
「大便を撒き散らしながら、空気抵抗の少ない姿勢ですり足で歩く。」
という結果になるらしい。
ゼットンの吐く火の温度もやばい。 もっかい読みたくなってきた。

話はずれたけども・・・
ユミモンクチバ、クチヒゲシャチホコ、ニトベエダシャクの特徴をそれぞれ組み合わせたような感じだった。
模様、毛並み、前翅の曲線美、触覚、すべてが、いわゆる若者言葉で言う「神がかっている」という表現にぴったり。

フチグロトゲは1人で捜すのは困難を極めるかも。
あのただっぴろい河川敷を2~3時間で見回るのもきつい。
生息していたとしても場所がちょっとずれたり、時間がずれたりすると確認できないかもしれない。
だから、数人で集まって、上流から、下流から、そして右岸から、左岸からっていう風に手分けして捜さないとダメじゃないのかと思う。


今日は、大変悲しいことや、貴重な体験など色々なことがあった。
明日は・・・あ、今日は朝早くから昆虫館の復興作業。
もうすぐ開館。




あぁ~
写真ちっちゃ
by orejinmushi | 2010-03-14 02:30 |
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